「海につながる長野県2020 ~海と日本プロジェクト in 長野~」
NBS長野放送(8チャンネル)
第18回目の放送は 10月25日(日) 21:48~21:54
日本財団が推進する海と日本プロジェクトが展開する長野エリアの小学生向け学習プログラム「海の恵みを届け隊」。今回は活動2日目の海の学習の続きをお伝えする。漁港での学びの後、海の森と称される藻場の学習を実施。藻場とは海藻や海草が繁茂する場所のこと。光合成による酸素の供給源や生き物の生息場所として、海の生態系に大きな役割を果たしている。調査隊は藻場には、海へ流れ込む川からの栄養が欠かせないこと、温暖化の影響や天敵の巻き貝などによる食害で、全国の藻場が減少していること、そして、藻場を守っていくために、その危機的状況を知り、社会全体で取り組んでいく必要があることなどを学んだ。その後、上越市立水族博物館へ移動。魚介類の産卵や隠れ場所となるコンブやワカメ類などが繁茂する「ガラモ場」を中心に見学。海の生態系が再現された水族館で、海と海の生き物の魅力に触れ、海の森とも呼ばれる「藻場」の学習を通して、海と川のつながりをあらためて実感した調査隊の様子をお伝えする。