海につながる長野県2017　～海と日本プロジェクトin長野～㉒

番組情報

2017.12.15

海につながる長野県2017　～海と日本プロジェクトin長野～㉒

海と日本プロジェクトin長野でサケの生態などについて学んでいる小学生らが、サケの遡上見学会を行いました。
一行が訪れたのは、新潟県柏崎市の「さけのふるさと公園」です。ここを流れる谷根川（たんねがわ）には、毎年多くのサケが遡上してきます。

サケの遡上を真横から見学できます。

施設には、遡上するサケを引き込む人工河川が設けられ、サケをガラス越しに間近で観察することができます。大きく力強いその姿は、子ども達に強い印象を残しました。
館内では人工授精も見学。受精卵は約2ヶ月で孵化し、更に2ヶ月ほど育てた稚魚をまた川に放流します。長野県でも、再び関心が高まっているサケの復活。その実現に向けて、夢と期待を膨らませる見学会でした。

海につながる長野県2017　～海と日本プロジェクトin長野～」（30回シリーズ）

NBS長野放送　毎週木曜日　夜10:54～　（※都合により放送時間は変わることがあります）

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内陸県（海なし県）の長野県。海に対する県民の想いは人一倍です。昔の信州人は、遠い海から届く塩や海産物を大切に味わいました。現在の信州人は、隣県での海水浴が夏の楽しみ。北陸新幹線の開業で、日本海がより近付きました。また北アルプスを水源とし、上高地、安曇野、善光寺平などを流れる信濃川水系など、８つの一級水系の原流域です。長野の自然と海の環境は密接に関係しています。「海と日本プロジェクトin長野」では、地元と海のつながりを学び、海をより身近に感じるために活動しています。