海なし県”ながの”で県民が激愛する海の食材といえば「サバ缶」。そんなサバ缶どころの信州のみなさん向けに開発された缶詰が商品化されました。その名も。
これは、海と日本プロジェクトin長野が2021年に実施した小学生向け学習プログラム「信州サバ調査隊~サバ缶からたどる日本の海~」で、子供たちの学びの成果として開発された商品です。製造元は、イベントで連携したパートナーの福井缶詰株式会社。福井県小浜市に本社を置く老舗の缶詰メーカーで、国内外のサバを原料に日々、たくさんの種類のおいしいサバ缶を製造しています。開発担当者の重田洋志さんは、「未来の海を大切にしたいと様々な体験学習をした小学生たちの夢がこもったサバ缶です。缶を開けたら、おおっと驚かれるような世界で1つだけのサバ缶が、ここに誕生しました。」と話してくれました。
この商品は同じくサバをテーマに学習した海と日本プロジェクトin京都とのコラボ商品のため、長野と京都らしさがぎゅっとつまったサバ缶となりました。サバは京都産、味噌は信州産の白みそを使用。福井缶詰の重田さんによると「京都のサバはさっぱりと歯ごたえのあるのが特徴で、味付けは、味噌と砂糖を控えめにすることで、マイルドに仕上がった」と納得の様子。福井缶詰がこだわる生臭みがない骨まで食べられる栄養価が高いサバ缶に仕上がりました。子供から大人までおいしくいただける逸品です。
長野県では、一人当たりのサバ缶の消費量は全国トップクラス。刺身でも焼きでもなく缶詰が愛されてきたのは、雪深い信州では、冬場の貴重なタンパク源として、保存がきき、安く、また調理メニューが豊富であることなどから重宝されてきました。そんなサバ缶にこだわる信州人にもピッタリの味に仕上がった『みんなのサバ缶』是非、ご賞味ください。
販売は海と日本プロジェクトが東京でおこなうイベント「海のごちそうフェスティバル」(10月15日~16日・二子玉川ライズガレリア)で販売されます。
このほか、長野県内での販売も予定していますので詳細が分かったところでお知らせします。
商品名 | みんなのサバ缶 |
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金額 | 300円(税込) |
原材料 | さば(京都府産)、味噌(大豆を含む)、砂糖、味噌、みりん、でんぷん、調味料(アミノ酸) |
製造 | 福井缶詰株式会社 |
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