日本財団が推進する海と日本プロジェクトin長野では、未来の日本の海を守るため、また、海への関心をさらに高めるため、2022年度も 長野県と海に関する幅広い情報をたくさん発信していきます。また、県民の皆さんが海をますます身近に感じる活動、海を守る心を育む活動などに積極的に取り組んでいきます。今年度の活動予定の紹介です。
【1】小学生の学習プロジェクト「信州ブリ調査隊~北アルプスと日本海~」
毎年テーマを変えて実施している「小学生の学習プロジェクト」を、今年度も実施します。今年は、松本地方を中心に年末の年取り魚として県民に愛されている「ブリ」をテーマに長野県と海のつながりを学ぶ”信州ブリ調査隊”を実施予定。夏休みの自由研究にぴったりな学習内容を準備中。募集は6月から開始予定。小学5,6年生約20人と一緒に深い学び、富山県での海の学習などの内容を準備中。長野県の小学生と共に、長野県と海のつながりを学んでいきます。
【2】イベント実施盛りだくさん
毎年参加者から好評いただいている各種イベントを実施予定です
●さばける塾 (親子参加型の魚をさばき調理する魚への興味を高めるイベント)
●うみぽすグランプリ (海にまつわるキャッチフレーズつきポスターのグランプリ)
●海のごちそうウィーク (10月10日の魚の日に合わせた海グルメをおいしく食べようという取り組み)
このほか、今年度新たな取り組みもあります。
●海のお仕事図鑑 (海、川、森のつながりを感じられる体験型イベント)
紹介した以外にも長野県と海のつながりを感じられるイベントを、多岐にわたって展開していきます。その情報は、当サイトで随時発信していきますので、ぜひご注目ください。
【3】テレビ番組シリーズ「海につながる長野県」
今年度も、全30話のテレビ番組シリーズを、NBS長野放送 8チャンネルで放送します(6月スタート予定)。長野県と海の関係や海と日本プロジェクトの活動内容、さらには海洋ごみ問題に取り組む活動などなど楽しく・分かりやすく放送します。
【4】ながの海ごみゼロプロジェクトの活動
世界的な問題となっている海ごみへの対策として「Change for the Blue」プロジェクトを推進する日本財団。プラスチック排出抑制や分別回収の徹底などを全国に発信する「プラスチック・スマート」キャンペーンを推進する環境省。両者がタッグを組み、去年に引き続き2022年度も大規模な「海ごみ対策プロジェクト」が実施されます! 長野県では2021年度から「ながの海ごみゼロプロジェクト」がスタート。これ以上海にごみを出さないという社会全体の意識を高めるムーブメントを起こすため、産官学民と連携し海洋ごみの削減モデルを上流県”ながの”から作り、国内外に発信するプロジェクトです。こちらも海洋ごみ問題の解決に向けたさまざまなイベントを実施予定ですのでお楽しみに。
「海ごみゼロウィーク」は、全国各地で清掃活動を実施し、海ごみの削減につなげようという取り組みです。長野県は海なし県ですが、川で海とつながってます。特に、プラスチックごみが川に流れ、細かく砕けて「マイクロプラスチック」となり、海の生き物に与える悪影響は深刻です。「海ごみゼロウィーク」へ たくさんのご参加をお待ちしています!
海を未来へ! 2022年度も「海と日本プロジェクトin長野」「ながの海ごみゼロプロジェクト」をよろしくお願いします!