思わずみんなが笑顔になるような、海の宣伝ポスターを募集するコンテスト「うみぽす」。
今年度の募集は9月10日に締め切られ、応募総数は3,418作品。厳正なる審査の結果、なんと長野県から「準グランプリ」が選出されました!
松本市の専門学校「未来ビジネスカレッジ」に通う小松奈津紀さんの作品です。実は、7月の「ワークショップ」でも注目された作品でした。それが、全国3,418作品中の2位に輝きました!
10月28日(金)、東京の「船の科学館」で表彰式が開かれました。審査員の1人・石原良純さんから、小松さんに表彰状が送られました。
「長野県は海はないが自然豊かで、キレイな水を身近なところで多く見ることができます。名前も知らない川の流れがいずれは海につながることに気づき、写真をとって、キャッチコピーが海につながるよう制作しました」と、小松さん。この写真を撮影したのは、ワークショップの当日、学校に行く途中。2つの川の合流地点で、左右の水の色が違う様子が目に入り、面白いなと思いながらシャッターを切ったそうです。また、キャッチコピーの『海行こうぜ』は、友達を誘うような雰囲気を意識して考えたそうです。
審査員の1人、石原良純さんは、「今年は海なし県の『海への思い』を表すようなポスターが多かった。小松さんの作品を見ると、『海行ってみようか!』という気持ちにさせられる。楽しませていただきました」と話していました。
ちなみに、グランプリを受賞したのは静岡県 小林未央さんの、こちらの作品でした。
主催者によりますと、「うみぽす」に応募される作品は、例年「かっこいい系」よもり「笑える系」の方が多め。今年はますますその傾向が強まり、「ユーモアあふれる楽しい作品」が非常に多かったそうです。
長野県の小松さんの作品も、その1つでした。小松さんは、「海が好きな気持ちを生かして、とても良い作品ができました。受賞の知らせには驚いたけれど、とても嬉しく光栄です。すごく良い経験になったので、これからもメキメキ力をつけて、新しい作品を作っていきたいです!」と話していました。
来年はぜひ、あなたの作品をお待ちしています! これからも「うみぽす」にご注目ください!