海ごみゼロを目指す日本財団と環境省の共同キャンペーン「秋の海ごみゼロウィーク」のキックオフイベントが全国各地で開催されました。このうち長野県では、佐久市のイオンモール佐久平で、「ながの海ごみゼロプロジェクト」と連携した環境イベントが開かれました。
イベントのため、次々にやって来るごみ袋をもった人達。自宅の周辺などで拾ったごみが入っています。海ごみゼロウィークの専用ゴミ袋は事前に店舗で配られました。会場でごみを拾う親子もいました。イオンモール佐久平では、普段から各店舗の従業員による清掃活動が行われていますが、側溝や植え込みの陰などに、小さなごみが見つかりました。
拾ったごみは分別し、専用のごみ箱「拾い箱」に入れられます。「拾い箱」は、佐久市環境課と「ながの海ごみゼロプロジェクト」が連携して、作成したもの。佐久市の観光キャラクターが描かれ、日本で一番海から遠い場所をもつ佐久市から、海ごみゼロを実現しようと呼びかけています。参加した子供たちからは「こんなに缶とかペットボトルとかがあってなんかすごく悲しい気持ちになった。」「タバコの吸い殻とか細かいごみがたくさん落ちていたので、もっとごみを少なくしたいなと思いました。」といった声が上がりました。
会場では、ゴミ拾いや花壇づくりなど、環境活動に取り組んでいる地元小学生の発表や、ごみ拾いに参加した人達が、環境について学びながら楽しむビンゴゲームも行われました。
秋の海ごみゼロウィークは、9月16日から24日まで開催されました。皆さんも身近な所から、ごみを減らし、その先の海をキレイにする活動に取り組んでみてはいかがでしょうか。