東京の二子玉川で「海のごちそうフェスティバル」が開催されました。海を味わうというこの体験を通じて、人と海とのつながりを知ってもらうことが目的です。
オープニングプログラムでは、3組の高校生が登場。海の社会的な課題を伝える商材をプレゼンテーションし、その商品と海とのつながりや商品を通して伝えたい海のメッセージを発表しました。
海のごちそうフェスティバルは、「知れば知るほど、海はおいしい」をメインメッセージとして、2021年から開催されているもので、おいしい海の食をきっかけに、海の未来を考えてもらおうというのが狙い。全国各地の海のグルメが味わえるフードブースでは、気候変動や海水温上昇などの要因によって、海でとれる魚の種類の変化や海草が消失する「磯焼け」など、海の問題を食を通じて考えてもらうための、様々なメニューが販売されました。
海のごちそうマルシェでは、全国42の都道府県から厳選した水産加工品が販売され、長野県からは、千曲川の伏流水で育てた子持ち鮎の甘露煮の他、海と日本プロジェクトin長野が企業とのコラボで開発した「鰤の山椒ふりかけ」も出品。信州と海とのつながりを考えてもらう、貴重な機会になりました。 オープニングでプレゼンテーションを行った高校生は、釣り好きのお笑いタレント田村亮さんに手伝ってもらい、海の問題を知ってもらおうと、自分達で選んだ商品を元気よく販売。お客さんの人気を集めていました。