日本財団が取り組む「CHANGE FOR THE BLUE」!
“これ以上海にごみを出さない”という社会全体の意識を高めるムーブメントを起こすため、産官学民からなる12のステークホルダーと連携し、海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信するプロジェクトです。
その考えに賛同する松本市の専門学校「未来ビジネスカレッジ」の学生たちが、「海ごみゼロ」を目指して、海につながる河川の清掃活動をおこないました!
この日は、「クリエイトデザイン学科」および「ペットライフケア学科」の合計95名で、田川のごみを拾いました。
▼学生のコメント
先日、この川の写真を撮影し「長野県の川はきれいで、このまま海につながっているんだ」と思いながら、ポスター作品を作りました。しかし、いざ川の近くやその周辺まで実際に足を踏み込んでみれば、見えないところにたくさんのゴミが散乱していました。驚くと同時に、これが魚や動物に害を与えると思うと、どんなに小さなゴミでも確実に拾って捨てなければいけないと思いました。
▼先生のコメント
ここ数日の涼しさから打って変わり、非常に気温が上がって、大変な時間帯での活動になりました。しかし、多くの学生が前向きに参加してくれたのは、やはりゴミに対する不快な思いがあるからだと思います。登校時に眺める河川は季節によって表情を変え、風景の一部として綺麗なままですが、顔も知らない人間の悪意あるゴミの捨て方を実際に目の当たりにすると、きれいにしようという気持ちが湧いてくるのではないでしょうか。年数回の活動ですが、これからも引き続き町内のみなさんと活動を続けていきたいと思います。
「未来ビジネスカレッジ」のごみ拾いは、この2回だけでなく、日ごろから定期的に実施しているそうです。学校の三大精神は、「未来志向」「自由闊達」そして「地域貢献」。ごみ拾いは、地域社会との連携を深めるための活動の1つだといいます。「海ごみゼロ」の願いと共に、ぜひこれからも継続し、後輩たちにも引き継いでいってください!