天竜川調査隊・海の調査⑤

2019-9-25
海と日本PROJECT in 長野

森・川・海のつながりを調べている天竜川調査隊。「海の調査」のため、1泊2日で静岡県を訪れています。1日目の最後は、ビーチで海洋ごみに関する学習をおこないました。

海洋ごみの学習

2日目は、海を思いきり満喫し、楽しい思い出を作りましょう。天竜川調査隊がやってきたのは、磐田市竜洋B&G海洋センター「竜洋海洋公園」。マリンレジャーを楽しむ前に、まずは「海のそなえ」を教わります。

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講師はB&G海洋センターの服部悟さんです。楽しい海にも危険はつきもの。例えば天候の急変。そして離岸流です。

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離岸流とは、海岸に打ち寄せられた波が沖へ戻るとき、強い流れとなること。気づかない内に沖まで流されていることもあります。離岸流の流れは沖まで行くと弱まるため、まずは落ち着くことが大切です。

次に、溺れた人を見つけた時の対応。自分も巻き込まれてしまう可能性があるため、自ら海に入って助けるのはNG。浮力のあるものを投げ、応援の救助が来るのを待ちましょう。IMG_5256

空のペットボトル(2リットル)に少量の水を入れ、ロープを結んで投げれば救助道具になることを教わりました。

さらに、ライフジャケットの着用方法も学びました。

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例えば船舶から転落した場合、ライフジャケット着用者の生存率は9割、非着用者の生存率は4割というデータがあり、着用するのとしないのとでは、生存率の差が2倍以上です。また、浮き具を使用していても多くの人が海での事故に遭っています。水辺の遊びに、ライフジャケットは必須アイテムです。

続いて、場所をプールに移して、溺れている人を救助する練習です。

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服を着たまま浮かんだり泳いだりする訓練も。

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ちなみに「海のそなえ」については、こちらのサイトでも詳しく紹介しています。

あなたができる海のそなえ10

10項目の表題は、①海は自然の一部!常に変化していると知ろう ②“離岸流”の怖さを知ろう ③ライフセーバーのいる海へ行こう ④準備体操をしてから遊泳エリアの中で泳ごう ⑤天候が変わったら、すぐに海からあがろう ⑥スマホは防水タイプのケースに入れて携帯しよう ⑦海でお酒を飲むのはやめよう ⑧溺れている人を見かけたら、すぐに助けを呼ぼう ⑨ライフジャケットは、あらゆる水辺の事故を防止します ⑩飲み物と日焼け止めを準備しよう です。湖や川での遊びにも当てはまる「そなえ」ですので、ぜひ心に留めてください。

さて、お待ちかねのマリンレジャー! みんなでカヌー体験です♪

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この日は、あいにくの強風で、海に出ることはできませんでしたが、屋外プールで思いきり楽しみました。

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